2016年8月8日月曜日

学校紹介第二弾!桐朋学園芸術短期大学編


演劇系大学共同制作「昔々日本」blogをご覧のみなさま

 

こんにちは!昔々日本制作部、桐朋学園芸術短期大学4年久湊藍と申します。

昨日の日大紹介に引き続き、本日は桐朋学園芸術短期大学のご紹介をさせていただきます!

 


            (桐朋学園芸術短期大学正面入り口前)

 

桐朋学園芸術短期大学は、調布市若葉町にある桐朋学園女子部の敷地内に位置しています。

女子部と銘打ってありますが決して女子校というわけではありません!

そのほかには桐朋幼稚園・桐朋小学校や桐朋女子中・女子高、桐朋学園大学と敷地を共にしています。

小さい子供たちが走り回っていたり、短大生がお芝居の練習をしていたり、校舎から楽器演奏の音が聞こえてきたりと校門を一歩入ればとても賑やかな学園風景が広がっています。

その中でも桐朋学園芸術短期大学には芸術面に特化した演劇専攻・音楽専攻があり、それについて二年をかけてじっくりと学んでいきます。

学校としての始まりは俳優座養成所を前身とし、錚々たる演劇人の皆さんのお力添えにより、俳優を大学で養成する目的をもつ日本で初めての教育機関として1966年に創設されました。

 専門俳優・表現者に必要な実技訓練に支えられ、幅広い教養と視野を兼ね備えた、未来の演劇人を育成する、日本でただひとつの実践型芸術短期大学です。(演大連HPより引用)

 との言葉通り、授業内容は実践科目が多くなっています。学年別に年に2~3回の劇上演実習から、その演劇の上演に関する全ての裏方、スタッフ作業も学生が一手に引き受けます。稽古期間中はとにかく何よりも演劇と向き合い、自分と向き合い演劇とは何かということをとことん突き詰めます。そんな濃密な時間を過ごしながら桐朋生は自分にはなにができるのか、自分はなにがしたいのか、演劇とかかわる中で人生の命題ともいえるような問題について答えを見つけ出していくのです、、!!!

 
と、少しかっこいいことを申してみましたが、4年制大学と違って二年間しかない短大生活ではいろいろなことが詰め込まれていて、とにかく“忙しい”の三文字につきます。

同じく他の桐朋参加メンバーに聞いてみても言葉のどこかには絶対に“忙しい”のフレーズが出てきます。それほど桐朋生は課題をこなしていくうち自分が大学生だとは思えなくなってくるほど生活の中心が演劇しかない充実すぎるほど充実した日々を送っています。

桐朋はいい意味で、大学っぽくない大学と言われます。

言うなれば学校全体でひとつの劇団を構成しているような、そんな一体感が桐朋にはあります。

学内では常にあいさつが飛び交い、学年、年齢の垣根を超えた交流が学生間には広がっています。

講師の先生方との距離もいい意味で近く、稽古になると講師と学生というより演出家と役者という関係性に変わります。そんなメリハリがしっかりしているのも桐朋のいいところです。


というようにつらつらと書いてきましたが、少しでも桐朋学園芸術短期大学についてわかっていただけたでしょうか?
いろんな側面がある中でも、桐朋の一番の強みはあふれるほどのエネルギーと実践教育に裏打ちされたゆるぎない精神だと思います。

そんな大学生、若者ならではのエネルギーと熱量を今回公演「昔々日本」でも感じていただければ幸いです。

桐朋についての詳細な情報は

<桐朋HP>http://www.toho.ac.jp/college/

こちらでもご覧いただけます。

 

それでは次回もお楽しみに!

制作部久湊藍がお送りしました。

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